「伝統を守りつつ、変化を志向」

当社は、建築に関する総合支援サービスを提供することにより、日本郵政グループと地域・社会へ貢献することを目的として、2024年4月1日に設立されました。

その後、同年7月1日に日本郵政株式会社から関連業務を分割承継し、事業を開始しました。

これまで日本郵政株式会社において、郵便局等のグループ施設について企画・設計から維持管理まで、施設のライフサイクル全体を対象にサービスを提供してきました。このサービスは国(郵政省等)で実施してきた業務を、民営化時(2007年)に同社が承継したものであり、100年以上にわたる歴史があるものです。

また近年、同社では大規模オフィスビルの開発等グループの不動産事業についても、インハウスの立場から企画支援、設計業務等を実施しています。

当社はこのような業務を承継しますが、伝統を守りつつ、変化を志向してまいります。

当社の業務は、グループの経営・サービスの基盤となる郵便局を中心に実施することに変わりはありません。これまで様々な角度から培った経験を活かし、郵便局が社会や時代の変化に適応し、お客さまや地域の皆さまにとってより利用しやすく、社員にとってより働きやすい場所となるよう、重点を置いて取り組んでまいります。

また、グループの不動産事業については、インハウスの立場を活かした発注者支援機能を一層充実してまいります。

その上で、当社の強みを活かし、グループ外の皆さまへのサービス提供など活動の範囲を拡げていきたいと考えています。

日本郵政建築は、社員一人ひとりがチャレンジし、成長し続けるとともに、このような人材を活かして組織としての力を高め、皆さまのご期待に応えてまいる所存ですので、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

日本郵政建築株式会社
代表取締役社長

倉田  泰樹