「蔵前JPテラス」は、オフィス棟、住宅棟(高齢者住宅・賃貸住宅)、物流棟の3棟からなる大規模複合建築です。

オフィス棟、住宅棟、物流棟の3棟はそれぞれ独立していますが、渡り廊下で接続され、機能上・外見上・構造上の一棟性を確保。また、景観上は分棟や分節によりボリューム軽減を考慮しつつ、複雑な用途・機能の組合せを考慮し計画されました。

「蔵前」の地名は、江戸幕府管理の米蔵があったことに由来します。また、近年は問屋街が広がり、東京のブルックリンとも最近は例えられ、下町の賑わいが見られます。

そのような蔵前の歴史、商業精神、先取の気風、下町文化を、粋な和の表現「蔵前モダン」に集約。計画全体のデザインコンセプトとして展開しました。

所在地 東京都台東区蔵前1-3-28(アクセスマップ
敷地面積 約14,400平方メートル
延べ面積 約99,700平方メートル
構造 オフィス棟:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、
住宅棟:鉄筋コンクリート造、
物流棟:柱鉄筋コンクリート造・梁鉄骨造
階数・規模 地上23階、塔屋1階
用途 オフィス、住宅、高齢者住宅、保育園 等
竣工年月 2023年3月
事業主 日本郵政不動産株式会社
備考
  • CASBEE-ウェルネスオフィス Sランク
  • CASBEE-建築 Sランク
  • CASBEE-スマートウェルネスオフィス Sランク