1909(明治42)年、式年遷宮の年に神都(伊勢)に建てられた国の重要文化財に指定されている郵便局舎です。

1969(昭和44)年の博物館明治村への移築から半世紀を経て、リニューアル工事(屋根葺替、部分修理、耐震補強)により創建当時の姿を取戻しました。ハーフティンバー様式を取り入れた外観に、当時最先端の情報技術・機能を配置した建物で、工事では(建屋内にある)煉瓦造の切手倉庫も復原しました。

日本郵政建築のほか、オリジナルの保存に努める明治村の文化財主任技術者、時代考証を担う学芸員、複雑な納まりを精緻なスケッチで再現する職人など、保存修理ならではのプロジェクトチームで工事を完成させました。

所在地 愛知県犬山市内山1番地 博物館明治村内
アクセスマップ
敷地面積 – 平方メートル
延べ面積 602平方メートル
構造 木造
階数・規模 平屋(軒高:6.09メートル)
用途 (国)重要文化財
竣工年月 1909年5月(保存修理工事完了:2022年10月)
事業主 日本郵政株式会社
備考
  • (国)重要文化財